2024年7月、Chatwork株式会社は、
株式会社kubellへ社名を変更予定です。

InterviewEngineer 新卒インタビュー - エンジニア

少数精鋭で
大規模リリース
を達成した1年。
そして、次の挑戦

プロダクト本部
サーバーサイド開発部(Scala)

小林 龍生 (2021年入社)

情報系の専門学校を卒業後、2021年4月Chatwork株式会社に新卒入社。趣味でScalaを勉強していたが、より深めてみたいとインターンに参加したことがChatworkとの出会い。現在は「Chatwork API」関連の開発や運用をメインに担当している。(インタビュー:2022年1月)

「Chatwork」のAPIと
外部との接続を一手に担う、
5名のチームに所属

Chatworkのインターンで、はじめて自分のエンジニアとして生きていく道が見えました。期間は3週間だったのですが、かなり濃密な時間を過ごしました。1週間の座学と2週間のアプリ開発を通じて、Chatworkの開発の奥深さやScalaを扱う面白さ、そして職場のフレンドリーさを体感しました。
2021年4月に入社して、サーバーサイド開発部(Scala)の「チームGEAR」というチームに所属して約1年が経ちましたが、入社後のギャップはまったくないです。
私が所属しているのは、Chatworkが公開しているAPIの開発と管理、そして他社との共同プロダクト開発を一手に任されているチームです。今のChatworkは、本体のプロダクトを軸にして、サービスの連携を加速しているフェーズにあります。開発組織の中で、外部との接点を担っている私たちに対して、非常に大きな期待感を社内外から感じています。

チームの構成は、PMが1名でエンジニアが4名。エンジニアの2名が新卒1年目の若いチームです。私は会社の中でも最年少ですが、肩身が狭いと思ったことは一度もありません。何でも発言できますし、何でも受け止めてくれる。肩を寄せ合いながら、みんなでものづくりをしている感覚です。初めこそ、若くて小さなチームにAPIの全権を任せて大丈夫なのか、と感じていましたが、この1年でさまざまなプロダクトをリリースしてきて、今では「このチームでやれないことはない」と確信しています。

「Chatwork」と
外部サービスの連携を、
入社半年でリリース

私にとってのターニングポイントは、入社した翌月から8月に手掛けた、外部サービスと「Chatwork」の機能連携するプロジェクトで開発を担当したことです。約4カ月の期間を経て無事にリリースできて、反響も大きかったです。担当した案件がプレスリリースされて、「世に出たんだ、実際に使ってもらえているんだ」という実感が湧いて嬉しかったですね。

この時は、新しく立ち上がったチーム・プロジェクトだったということもあり、チーム全員で知見を共有しながら進めていくために、モブワークで既存プロダクトの仕様を把握・合意しながら全員で開発を進めていくことが多かったです。
また、開発の途中で「本番の認証サーバーを開発時にも使うのは効率が良くない」ということがわかったとき、私がちょうど認証回りの分野に興味を持っていたために手を挙げたら、その問題の解決を一任させてもらえたのです。実際に動いている認証サーバーのコードを読んで仕様を把握し、開発用の簡易版認証サーバーを設計・開発して問題を解消することができました。

Chatworkでは、年齢や経験年数は関係なく、意見を尊重してくれるのがありがたいです。「僕がやります!」と手を挙げたら、フォローいただきつつも任せていただけた。この開発を通じてScalaのスキルも伸びましたし、プロダクト開発における視野も広がりました。

Scalaのエキスパートが
社内に多く在籍。
エンジニアとしての
体幹が鍛えられた

その後もいくつかのプロジェクトで、Scalaでの開発を担いました。入社時に比べてスキルがかなり向上しているのは間違いありません。開発のPDCAを上手く回せているのが大きいです。業務の中で課題に気付けば、みんなですぐに手を打ちますし、一人で作業する場合でも、必ずチームの誰かがレビューしてくれる体制になっています。また、モブプロで開発することも多く、随時フィードバックを受けられるので、かなり鍛えられました。

一方で、業務とは少し離れたところでも、多くのインプットを受けられると感じています。Scalaのエキスパートが社内に多く在籍していて、こちらから質問をすれば何でも答えてくれますし、「こんな考え方があるんだ!」と、視界がパッと広がることも多いです。その最たる方が、Chatworkテックリードの加藤潤一さん(以下、かとじゅんさん)だと思うのですが、ドメイン駆動設計に関するインプットは本当に参考になります。かとじゅんさんに限らず多くの先輩は、ネットで調べても分からない深い部分を丁寧に教えてくれる。この1年の間で、「エンジニアとしての体幹」がずいぶんと強くなったと思います。

Chatworkの
「スーパーアプリ化」
に向けて、
挑戦が加速している

現在は「Chatwork API」のドキュメントの刷新を担当しています。古くなったドキュメントを柔軟にアップデートできるよう、ゼロから見直しを掛けています。ユーザーファーストの視点をぶらさずに、利用者であるエンジニアにとって、理解しやすく再現性の高いものに進化をさせている最中です。

いま、会社は急成長のフェーズにあります。「Chatwork」というプロダクト単体ではなく、プラットフォームとしての特性を活かし、さまざまなサービスと連携させる「スーパーアプリ化」が加速している状況です。そのため、私たちのチームが担当しているAPIに掛かる期待も大きいですし、それ以外にもさまざまな部署で新しい挑戦が行われています。会社全体で大きなチャレンジをしていくという考え方が、Chatworkの魅力だと私は考えています。 

エンジニアのキャリアを
幅広く描ける環境がある

エンジニアのキャリアを
幅広く描ける環境がある

1日の流れ

まずはチームのリモート朝会から1日が始まります。10:30から15分くらい掛けて、前日までの作業の進捗を報告し、その日に進めることを共有します。そこからは各自の作業になりますが、流れによってはモブプロで開発することも。チャットで呼びかければ、すぐに集まってくれるのが、Chatworkの良いところです。仕事が終わる時間は人それぞれで、残業はほとんどありません。「長時間労働は生産性が下がる」という考え方が定着しているからです。朝早くから作業を始めて、夕方早めに上がっている人もいます。自分のペースで技術を突き詰められる環境です。

学生の皆さんへ

Chatworkにはエンジニアのキャリアを幅広く描ける環境があると思っています。私自身、この先のキャリアはそこまで明確にイメージしていませんが、エキスパートと言える領域を持ったエンジニアでありたいと思っています。先輩方は職人肌の優秀なエンジニアが多いので、自分の肌には合っていると感じています。これから入社いただく後輩の皆さんとは、一緒に楽しく刺激的なものづくりをしていきたいです。

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