フロントエンド(React)コース

このコースでは、React、TypeScript、Redux、Jestといった技術スタックをもちいて、10万行規模の大規模SPAを見据えた設計手法を学ぶとともに、2週間の開発演習を通じてそのエッセンスの習得を目指します。フロントエンド開発事例では珍しい、ドメイン駆動設計を用いた設計のイメージについても知ることができます。

プログラム例

共通講義

  • 01.

    アジャイル・スクラムの技法

    スクラム、カンバン、プランニングポーカーなどの諸概念を解説し、簡単なワークショップを通じてチーム開発を知ります。

  • 02.

    ドメイン駆動設計の戦略と戦術

    境界づけられたコンテキスト、ユビキタス言語、モデル駆動設計などの諸概念を解説します。

専門講義

  • 01.

    0から作って学ぶMV*とSPAの原理

    現代的なWebアプリケーションの概観を知り、およびそれを支えるWebフロントエンド技術の基礎を、ハンズオンを通じて習得します。

  • 02.

    型システムによる制約と計算効果の取り扱い

    大規模開発における型システム導入のモチベーションを知り、および応用例としての計算効果の取り扱い方法を、ハンズオンを通じて習得します。

  • 03.

    Reactと宣言的UI

    コンポーネント指向フレームワークによるUIの分割方法と、状態とViewの関連性を、ハンズオンを通じて習得します。

  • 04.

    アプリケーションのレイヤー設計とRedux

    大規模アプリケーションにおける状態管理の必要性と、Reduxを用いたレイヤー設計手法を習得します。

開発演習

  • 01.

    SPAのフロントエンド構築

    参加者でチームを組み、2週間をかけて所定の機能開発を0からおこなうことを目指します。

※ プログラム内容は、若干変更される場合があります

講師紹介

  • 加藤 潤一

    プロダクト本部 
    コアテクノロジー開発部 テックリード

    SIerとしてさまざまな現場での業務を経験した後、2011年より某D社、2013年より大手ソーシャルゲーム企業で、それぞれScalaやドメイン駆動設計を採用したシステム開発に従事。2014年にChatworkへジョインし、現在はChatwork次期アーキテクチャのプランニングや設計、開発に携わる。

  • 火村 智彦

    プロダクト本部 
    フロントエンド開発部 クライアントサイド・アーキテクト

    ScalaやHaskellなどを用いた関数プログラミングの経験があり、そのノウハウを可能な範囲でクライアントへ持ち込むことに取り組んでいる。難しいことがわからなくても、読みやすいコードを書くためにはどうすればいいのかを考えるのが趣味。社内でもフルスタックに対応できるエンジニアとして知られている。

  • 粕谷 大輔

    SIer、ソーシャルゲーム開発を経て、某H社でアプリケーションエンジニアからディレクターまでを務める。アジャイル・スクラムやプロジェクトファシリテーションに強みを持ち、組織全体の開発プロセス改善にも貢献してきた。サマーインターンシップでは『アジャイル・スクラムの技法』にて講師を受け持つ。

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